福祉施設のAI導入に使える補助金・助成金まとめ
⚠ ご注意
補助金・助成金の制度は年度ごとに変更・廃止される場合があります。最新情報は各省庁・都道府県の公式サイトでご確認ください。本記事は2026年3月時点の情報を元に作成しています。
「AI導入に興味はあるけれど、費用が心配…」という福祉事業者の方は多くいます。 実は、AIツールの導入や職員向けAI研修には、複数の補助金・助成金が活用できます。 この記事では、福祉施設が使いやすい制度を厳選してご紹介します。
1. 主な補助金・助成金一覧
| 制度名 | 対象 | 助成率 | 上限額 |
|---|---|---|---|
| 人材開発支援助成金(人材育成支援コース) | AI研修・教育訓練 | 訓練費用の最大75%(中小企業) | 上限なし(経費助成) |
| IT導入補助金 | ITツール・ソフトウェア導入 | 最大75%(通常枠) | 150万円(通常枠) |
| 介護テクノロジー導入支援事業 | 介護ロボット・ICT導入 | 最大100万円/事業所 | 100万円 |
| 業務改善助成金 | 業務効率化ツール導入・研修 | 最大600万円 | 600万円 |
2. 各制度の詳細解説
① 人材開発支援助成金(人材育成支援コース)
厚生労働省が提供する助成金で、職員向けの研修・教育訓練に使えます。 AI・生成AI研修も対象となるため、福祉職員向けのAI研修費用に活用できます。
ポイント
- ・訓練費用の45〜75%(中小企業は最大75%)が助成される
- ・訓練中の賃金補助(1時間960円)もあり
- ・事業内職業能力開発計画の作成が必要
- ・申請は研修開始前に行う必要あり(事前申請が必須)
② IT導入補助金
中小企業庁が提供する補助金で、ITツールやソフトウェアの導入費用を補助します。 AI搭載の業務管理システムや介護記録ソフトなどが対象になる場合があります。
ポイント
- ・登録された「ITツール」が対象(ChatGPT単体は対象外)
- ・IT事業者(ベンダー)と共同で申請する仕組み
- ・通常枠:最大150万円、セキュリティ対策推進枠など複数の枠がある
③ 介護テクノロジー導入支援事業
各都道府県が実施する助成事業で、介護ロボットやICTの導入費用を補助します。 AI搭載の見守りシステムや記録システムも対象になる場合があります。
ポイント
- ・都道府県ごとに対象・金額・実施時期が異なる
- ・1事業所あたり最大100万円程度が目安
- ・お住まいの都道府県の福祉担当窓口に確認を
3. 補助金・助成金申請のポイント
事前申請が基本
多くの補助金・助成金は、研修や機器導入を「始める前」に申請が必要です。 導入・実施後に申請しても受け付けてもらえないケースが多いため、必ず事前に確認しましょう。
書類準備が肝心
申請には就業規則・雇用契約書・事業計画書など多くの書類が必要です。 社会保険労務士などの専門家に相談すると、申請がスムーズになる場合があります。
複数の補助金を組み合わせる
AI研修費用には人材開発支援助成金を、システム導入費にはIT導入補助金を、 というように、複数の制度を組み合わせることで、自己負担を大幅に抑えることができます。
まとめ
福祉施設のAI導入には、複数の補助金・助成金が活用できます。 うまく活用すれば、研修費用の多くを助成でまかなうことができます。
Aiwelでは、AI研修の提供と合わせて、人材開発支援助成金の活用サポートも行っています。 「助成金の手続きが難しそう」という方もお気軽にご相談ください。